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ハッシュタグ「#」 誕生から10年

ツイッターのロゴ(2013年2月20日撮影)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA

ツイッターのロゴ(2013年2月20日撮影)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA

【AFP=時事】ツイートなどにキーワードを付けて検索しやすくするハッシュタグ「#」が23日、10歳の誕生日を迎えた。ハッシュタグの登場によって、ソーシャルメディアの使い勝手は格段に上がった。  

 この記号が初めて登場したのは、2007年のツイッター(Twitter)だ。それ以来、世界中の主要な出来事を端的に表すキーワードの前に「#」が幾度となく付けられてきた。  

 フェイスブック(Facebook)やインスタグラム(Instagram)、タンブラー(tumblr)といった他のソーシャルメディアでも、ハッシュタグはあっという間に広がった。

 ハッシュタグを初めて使ったのは、コミュニケーションデザインおよびソーシャルメディア専門家の米国人クリス・メッシーナ(Chris Messina)氏だ。最初のハッシュタグは、自身も関わったテクノロジー/ウェブ関連のカンファレンスを特定するための「#barcamp」だった。

 言うまでもないが、23日のハッシュタグ10周年には「#Hashtag10」が使われている。  現在、約1億2500万件のハッシュタグが日々使われている。特にネット上で情報を広く拡散させる際に用いられることが多い。  

 これまで、世界的に使われたハッシュタグには、ボコハラムによる女子生徒集団誘拐事件での「#BringBackOurGirls」や、米警察による黒人に対する一連の暴行事件の「#BlackLivesMatter」、米ウォール街(Wall street)で起きたいわゆるオキュパイ運動の「#OccupyWallStreet」などがある。

■無差別攻撃事件の犠牲者への連帯でも
 ハッシュタグはまた、無差別攻撃事件の犠牲者や生存者への連帯を表明する手段としても利用されている。

  2015年1月7日に仏パリ(Paris)で、仏風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)がイスラム過激派グループに襲撃された事件では、事件発生からの2日間で「#JeSuisCharlie」が500万回使われた。

  同年11月にパリとその周辺地域で起きた襲撃事件でも「#PrayforParis」が600万回使われた。この事件では130人の犠牲者が出た。  この「#Prayfor~」は、その後も世界各地で繰り返し使われている。2016年12月に独ベルリン(Berlin)のクリスマスマーケットにトラックが突っ込み12人が死亡した事件では「#PrayforBerlin」と、その地名だけ変更して使われた。

■昨年のトップ3は?  ハッシュタグは、注目の行為や笑い話を共有する時など、よりカジュアルな形でも使われている。
 運動ニューロン疾患患者支援のために行われた「アイスバケツチャレンジ(IceBucketChallenge)」では、ハッシュタグ「#IceBucketChallenge」が使われた。バケツに入った氷水を頭からかぶる人々の動画が世界中でシェアされ、多額の募金を集めた。  

  ユーモア溢れるハッシュタグは、極めて効果が高いこともわかっている。政治家らによる失言は、情け容赦なくタグ付けられ、ネット上で激しく皮肉られることも少なくない。  昨年ツイッターで最も使われたハッシュタグは、1位がリオデジャネイロ五輪の「#Rio2016」、2位が米大統領選挙の「#Election2016」、3位がスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(Pokemon Go)」の「#PokemonGo」だった。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件