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リトアニア、ブロックチェーンに特化した開発センター開設 欧州初

パリの仮想通貨取引所で、ビットコインを視覚化した模型を持つ人(2018年1月17日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO/GEOFFROY VAN DER HASSELT

パリの仮想通貨取引所で、ビットコインを視覚化した模型を持つ人(2018年1月17日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO/GEOFFROY VAN DER HASSELT

【AFP=時事】リトアニアは27日、中国やオーストラリアと提携した「ブロックチェーン・センター・ビリニュス(Blockchain Centre Vilnius)」を開設した。仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)の中核技術であるブロックチェーンを活用し、ベンチャー企業の事業を促進する。  

 センターは欧州議会(European Parliament)議員で起業家のアンタナス・グオガ(Antanas Guoga)氏によって創設され、ビジネスや金融、行政向けのブロックチェーン・アプリケーションの開発を行う。  

 ユーロ圏にあるリトアニアは、金融とITを融合した「フィンテック」で域内の中心になる目標を掲げており、ブロックチェーンに特化したセンターは欧州初だとしている。  

 オープニングセレモニーでビルギニユス・シンケビチュウス(Virginijus Sinkevicius)経済相は、ITやフィンテックの専門家、欧州委員会(EC)および欧州中央銀行(ECB)からの出席者らに対し、センター開設によりリトアニアがブロックチェーンを活用した技術開発で「欧州のリーダー」になったと述べた。

 プレスリリースによると、ビリニュスのセンターはメルボルンや上海にある同様のセンターと提携し、欧州やアジア、オーストラリアとの取引も図る。欧州連合(EU)の迅速な許認可手続きや発達した通信技術インフラのおかげで、センターは北欧のフィンテック産業の中心を目指すリトアニアに弾みをつける。  

 リトアニア中央銀行によると、昨年フィンテック企業に交付した免許は30件を超えた。EU離脱を控えた英国を拠点とする企業を特に重視しているという。【翻訳編集】 AFPBB News |使用条件