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百度と中国移動が提携 「Apollo」の追い風となるか

百度のアポロの技術を利用した無人シェア自動車(2018年5月24日撮影、資料写真)。(c)CNS/陳超

百度のアポロの技術を利用した無人シェア自動車(2018年5月24日撮影、資料写真)。(c)CNS/陳超

【AFP=時事】中国IT大手の百度(バイドゥ、Baidu)と、中国の通信大手の中国移動(チャイナモバイル、China Mobile)がこのほど、業務提携を結んだと発表した。データ通信やチャネル、インフラ業務、人工知能(AI)などの分野で提携する。

 中国移動は百度の自動運転プラットフォーム、アポロ(Apollo)計画へ参入するものと見られている。通信キャリアが参入することで、百度の自動運転車の商用化の新たな突破口となることが期待される。

 巨大なビジネスチャンスと、成熟した高度自動運転(レベル4)の実用技術が現時点では市場には欠けているため、自動運転業界は先を争い、大いに盛り上がっている。中国の投資会社、聯想之星(レジェンドスター、Legend Star)の高天垚(Gao Tianyao)副総裁は、「自動運転技術こそAIの最終目標だ。それ以外に考えられない。IT企業やベンチャー企業、自動車工場…さまざまな分野の資本や国家が勢いを加速させる中、自動運転業界はいま群雄割拠の状態だ」と断言する。

  百度は、自動運転に深く携わってしばらく経っており、し烈な競争戦が始まる前に率先して戦略を公開し、世界初の自動運転技術の共有プラットフォーム、アポロによって混戦を突破した。

 自動運転分野での百度とチャイナモバイルの具体的な提携内容はまだ発表されていないが、チャイナモバイルが進めている5Gは、自動運転に欠かせない技術だ。また、チャイナモバイルの車載端末のユーザーデータは、百度の交通ビッグデータをさらに最適化することができる。

 百度とチャイナモバイルの提携は、単にAI+通信というだけでなく、アポロの発展の大きな後押しとなるだろう。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件