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中古本も新品価格で買い取り サービス内で通用する「金券」がミソ

サービスは微信(ウィーチャット、WeChat)のQRコードを利用する

サービスは微信(ウィーチャット、WeChat)のQRコードを利用する

【7月25日 AFP=時事】中古本を新刊と同じ値段で買い取り、販売する中国のプラットフォームがインターネット上で話題になっている。

 プラットフォームを創設した王竜さんは、「たくさんの人がゴミとして捨て、超低価格で売られている中古本を見て、本が価値のないような扱いをされているのを感じ、心が痛みます」と話す。

 王さんは2018年4月、プラットフォームを開設。本の所有者は本に表示されている価格で売ることができ、買い取られた中古本は新品同様、再び商品棚に陳列される。

 サービスを利用する際は、微信(ウィーチャット、WeChat)のQRコードを利用する。QRコードで買取を依頼すると、無料で回収され、プラットフォームが買い取る。買い取り額を回収する際に計算し、本の持ち主には、対価に応じてサイト内で中古本を購入できる「金券」が付与される。金券で、このプラットフォームが扱う中古本を購入することが出来る仕組みになっている。

「高価格で買い取り、低価格で売るのがコンセプト。でも会社に損失は出ない」と王さん。

 記者は18日午後、四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)で王さんが運営する倉庫に来た。スタッフは、届いた中古本を仕分けし、染みなどの汚れを落とした後、消毒ケースに本を入れて消毒し、最後にカバーを付ける作業をしている。こうしたプロセスを経て、中古本は新品同様になる。

 王さんは「本を愛するたくさんの人たちが手にしてきた本の価値が、ずっと保たれるように願っている」と話した。(c)CNS/JCM/AFPBB News