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企業向けメッセージサービス「スラック」、IPOに向け上場申請

スマートフォン上に表示されたスラックのアプリ(2019年2月4日撮影)。(c)Eric BARADAT / AFP

スマートフォン上に表示されたスラックのアプリ(2019年2月4日撮影)。(c)Eric BARADAT / AFP

【AFP=時事】企業向けメッセージサービスを提供する「スラック(Slack)」は4日、新規株式公開(IPO)に向けた上場申請を行ったと明らかにした。新規企業が資金の詳細を公表せずにIPO手続きを開始できる証券取引法の特約に基づいた申請で、申請日や予定調達金額などは明らかにされていない。

 スラックは米カリフォルニア州を拠点とし、一部報道によると音楽配信大手スポティファイ(Spotify)が上場した際に用いた「ダイレクトリスティング(直接上場)」という手法を採用する意向だという。

 ダイレクトリスティングでは新株発行をせずに既存株主が保有株を売却することが可能となり、IPO手続きが能率的になるほか、金融機関への巨額の手数料も支払わずに済む。

 スラックの発表によると、スラックは世界150か国で1000万人余りが利用。同社はすでに投資家らから10億ドル(約1100億円)以上の資金を調達済みで、直近の評価額は71億ドル(約7800億円)に上り、「ユニコーン」と呼ばれる企業価値10億ドル以上の新興企業の中でも最も高く評価されている一社だ。

 メール送受信の負担軽減を目的とした社内メッセージサービスであるスラックは2013年に開発され、同じく社内共同サービスを提供する米IT大手マイクロソフト(Microsoft)やSNS大手フェイスブック(Facebook)といった企業と競合している。【翻訳編集】 AFPBB News |使用条件