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オープンAIの文章生成言語モデル「GPT-2」、悪用恐れ完全版は非公開

米ネバダ州ラスベガスで開催された世界最大級の家電見本市「CES」で公開された、人が密集した場所で人工知能(AI)と顔認証システムを用いた時空間的技術(2019年1月10日撮影、本文とは関係ありません)。(c)DAVID MCNEW / AFP

米ネバダ州ラスベガスで開催された世界最大級の家電見本市「CES」で公開された、人が密集した場所で人工知能(AI)と顔認証システムを用いた時空間的技術(2019年1月10日撮影、本文とは関係ありません)。(c)DAVID MCNEW / AFP

【AFP=時事】人工知能(AI)研究非営利団体「オープンAI(OpenAI)」は今週、AIを用いて文章を生成する非常に優れた言語モデル「GPT-2」を開発したと発表した。悪用されることへの懸念から、完全版は非公開となっている。

 GPT-2はニュース記事や製品レビューなどの文章作成に利用できるとみられ、これまでのコンピューターよりもリアルな文章を生成できる可能性があるという。

 米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク(Elon Musk)氏、アマゾン・ドットコム(Amazon.com)、マイクロソフト(Microsoft)が支援するオープンAIは、新しいソフトウエアについて、「(要約や翻訳といった)言語モデルの多くのベンチマークで、最先端のパフォーマンスを達成する」としている。

 このニュースは、信頼できるコンピューター生成文章の開発につながる可能性のある技術的進歩を暗示するものだが、危険性も秘めている。研究者らは、このプログラムがフェイクニュースの生成や他人へのなりすまし、ソーシャルメディア上での偽情報の自動生成など、多くの不法用途のために利用される懸念があると指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News |使用条件