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探査機「はやぶさ2」、小惑星「リュウグウ」に着陸成功 JAXA

小惑星「リュウグウ」の表面に映った小惑星探査機「はやぶさ2」の影。はやぶさ2から撮影したもの(2018年10月3日撮影、同日提供、資料写真)。(c)AFP PHOTO / JAXA / FILES

小惑星「リュウグウ」の表面に映った小惑星探査機「はやぶさ2」の影。はやぶさ2から撮影したもの(2018年10月3日撮影、同日提供、資料写真)。(c)AFP PHOTO / JAXA / FILES

【AFP=時事】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、小惑星探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」が地球から遠く離れた小惑星「リュウグウ(Ryugu)」への着陸に成功したと発表した。リュウグウの探査によって太陽系の起源を解明するための手掛かりがつかめる可能性がある。

 管制室のネット中継映像は、緊張した面持ちではやぶさ2の着陸を見守るJAXA職員数十人の姿を捉えていた。はやぶさ2から届いた着陸成功の信号を確認すると室内は拍手と歓声に包まれた。

 JAXAの宇宙科学広報・普及主幹の生田ちさと(Chisato Ikuta)氏はAFPに対し、「着陸を確認した」と述べた。受信したデータで、はやぶさ2の速度と移動方向が変わったことが分かり、これは着陸後に上昇したことを示しているという。管制室は、はやぶさ2が正常に機能していることを示すデータも受信した。

 はやぶさ2は「弾丸」をリュウグウの表面に向けて発射し、舞い上がる物質を採取して地球に持ち帰って分析する計画。リュウグウには太陽系が誕生したおよそ46億年前にさかのぼる有機物質と水が比較的大量に存在しているとされる。

 さらに、はやぶさ2はリュウグウに「衝突体」を発射し、リュウグウの地表下から非常に長期間、風や放射線にさらされていない「新鮮な」物質も採取する計画。はやぶさ2が持ち帰るサンプルによって、地球の生命の起源が宇宙からの物質に由来するのかといった、根源的な疑問のいくつかに解決の糸口を見いだすことが期待されている。

 はやぶさ2はリュウグウを周回する軌道に戻り、今後さらに数回の着陸を行う予定。【翻訳編集】 AFPBB News |使用条件