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独ベンチャー、「空飛ぶタクシー」の試験飛行に成功 2025年の運行目指す

ドイツのスタートアップ企業リリウムが発表した、空飛ぶタクシーの試作機。独南部ニュルンベルクで(2018年12月4日撮影)。(c)Christof STACHE / AFP

ドイツのスタートアップ企業リリウムが発表した、空飛ぶタクシーの試作機。独南部ニュルンベルクで(2018年12月4日撮影)。(c)Christof STACHE / AFP

【AFP=時事】ドイツのベンチャー企業リリウム(Lilium)は16日、同社の電動小型機「リリウム・ジェット(Lilium Jet)」が初の試験飛行に成功したと明らかにした。同社では、2025年までに「空飛ぶタクシー」として世界各都市での同機運行を見込んでいる。

 都市部の新たな交通手段をめぐっては、リリウムのようなベンチャー企業に加え、エアバス(Airbus)やボーイング(Boeing)、ウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies)などの大手も開発に取り組んでおり、都市部の空は激しい競争の場となりそうだ。

 5人乗りのリリウム・ジェットは、ヘリコプターのように垂直に離着陸し、翼による水平飛行に移行する。リリウムは、飛行範囲が限られるライバル企業たちの回転翼機よりも、リリウム・ジェットは抜きん出ていると自負する。エアバスやボーイングの類似小型機の最大飛行範囲は約80キロだが、最高時速300キロのリリウム・ジェットの飛行範囲は300キロにもなる。

 ドイツ南東部バイエルン(Bavaria)を拠点とするリリウムは、5月初めに地上からの運転操作による初の試験飛行をミュンヘンで行い、試験飛行は想定通りの結果を得られたという。

 これに先立ち、リリウムは2017年に2人乗り電動小型機の試験飛行に成功している。【翻訳編集】 AFPBB News |使用条件