Open Innovation Platform
FOLLOW US

FRB議長、FB仮想通貨の「深刻な懸念」指摘 各国中銀と影響調査

米議会で、金融政策と経済情勢に関する証言に臨むジェローム・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長(2019年7月10日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

米議会で、金融政策と経済情勢に関する証言に臨むジェローム・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長(2019年7月10日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

【AFP=時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長は10日、下院金融委員会で、フェイスブック(Facebook)が発行を計画している仮想通貨(暗号資産)「リブラ(Libra)」について、「プライバシーの面で深刻な懸念を引き起こす」と述べた。

 パウエル議長はまた、リブラによる影響を検討する「作業グループ」を設置し、米国の各政府機関や各国の中央銀行と連携していると明らかにした。

 同議長は「われわれは金融サービス業界での責任ある技術・制度革新を断固支持する。ただし、付随するリスクがきちんと特定、管理される必要がある」と指摘。「計画を後援する企業は社会に恩恵がもたらされる可能性があると説明するが、リブラはプライバシーの面で深刻な懸念を引き起こす」と述べた。

 フェイスブックの計画は、世界で流通する仮想通貨の発行により、取引費用を削減するとともに、銀行を利用できない人々がより多くの金融サービスを受けられるようにすることを目指すもの。同議長は先月、FRBがこの計画について慎重に調査することを示唆していた。【翻訳編集】 AFPBB News |使用条件