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メディアと北京大、科学ニュースの執筆ロボットを共同開発

浙江省で行われた世界インターネット大会で大会指定翻訳システムとして指定された多言語対応の「捜狗翻訳Pro」(2018年11月7日撮影、資料写真、記事とは関係ありません)。(c)CNS/杜洋

浙江省で行われた世界インターネット大会で大会指定翻訳システムとして指定された多言語対応の「捜狗翻訳Pro」(2018年11月7日撮影、資料写真、記事とは関係ありません)。(c)CNS/杜洋

【CNS】中国科学報社(Science Times Media Group)によると、北京大学(Peking University)の研究チームとの共同開発により生まれた科学ニュースの執筆ロボット「小柯(Xiaoke、柯ちゃん)」は1日、執筆活動を始めた。さらに、「科学網(ScienceNet)」の同日オンラインとなった「ロボット柯ちゃんのチャンネル」で作品の配信も開始した。

「ロボット柯ちゃん」は、「世界の中国人科学者のソーシャルインテリジェンスネットワークの学術交流プラットフォーム」の建設プロジェクトに含まれる一案件として始まり、英語で書かれた世界最高・最先端の学術論文を中国の科学者のために速やかに中国語で解読することが目的だ。

 中国科学報の張明偉(Zhang Mingwei)副編集長によると、「ロボット柯ちゃん」は最先端のアルゴリズムを用い、英語論文の摘要を基礎として、素早く中国語による科学ニュースの草稿を作り上げるという。

 さらに、専門家と編集者の人の手による二重校正と補足修正により、中国の科学者らが英文雑誌の主流情報のほとんどを素早く理解することができるようになった。同時に、ロボットによる執筆技術を利用し、科学研究論文を科学ニュースに展開し、科学の普及に役立てることもできるとしている。

 北京大学計算機科学技術研究所の万小軍(Wang Xiaojun)さんのチームは、長年にわたり、文書の自動要約とロボット創作の研究を行っており、「ロボット柯ちゃん」のシステムの全体設計と共同技術課題の解決に携わってきた。万さんによると、「柯ちゃん」は業界初の多言語対応型の科学ニュース執筆ロボットで、初稿創作と2次創作を結合する創作方式により科学ニュースを作り上げた。

 革新的なところは、知能化フィルタリングを行い、一般の人でも理解できる語句を選択し、同時に、語句の簡素化などにより翻訳の質を高め、学術文献の自動翻訳に存在する質的問題を克服した点だとしている。【翻訳編集】 CNS/AFPBB News |使用条件