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米家電見本市CESの見どころVol.2〜スマートグラス・センサー

「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」に出展された、スマサークルの「スマサークル S1」。折り畳み、持ち運びが可能な電動自転車。米ネバダ州ラスベガスで(2020年1月7日撮影)。(c)DAVID MCNEW / AFP

「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」に出展された、スマサークルの「スマサークル S1」。折り畳み、持ち運びが可能な電動自転車。米ネバダ州ラスベガスで(2020年1月7日撮影)。(c)DAVID MCNEW / AFP

【AFP=時事】(写真追加)米ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)で、世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics Show、CES)」が7日に開幕。今年の見どころをまとめた。

■スマートグラス

 フランスのスタートアップ企業エルシー・ヘルシー(Ellcie Healthy)は、運転手の眠気を検知して警告するスマートグラスを展示した。この機器は、高齢者の転倒防止にも効果があるという。  

 米スタートアップ企業ナルビス(Narbis)が開発したスマートグラスでは、脳のトレーニングに使われるニューロフィードバック技術を利用し、特に注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子どもの集中力向上が期待できる。

 米航空宇宙局(NASA)の開発したアルゴリズムを用い、注意力がなくなるとグラスに色が付き、落ち着いて集中力が出てくると透明に戻る仕組み。同社のジェイ・アルケータ(Jay Arcata)氏は、「1日20~30分、このスマートグラスを着用することで、脳がより注意を払うことができるようになる」と述べている。また、ある種の認知症にも効果があるという。

■全身にセンサー

 最新のウエアラブル端末もいくつかあった。

 例えば、カナダのスタートアップ、マイアント(Myant)は、下着も含むウエアラブル端末ブランド「スキン(Skiin)」をお披露目した。「全身インターフェース」で心拍数や身体活動、睡眠の状態などの追跡が可能となるほか、転倒の危険を介護者に知らせることもできる。

■モビリティーの未来

 今年のCESは、交通渋滞や二酸化炭素排出を抑制する自動運転技術やカーシェアリング用の乗り物が話題の中心となった。

 スイスのリンスピード(Rinspeed)は、最新の自動運転電気自動車(EV)「メトロスナップ(Metrosnap)」を、ドイツのボッシュ(Bosch)は自動運転のシャトルバスを展示した。

 さらに、新技術を搭載した自転車も登場した。

 フランスのスタートアップ、ウェロ(Wello)は、屋根の部分にソーラーパネルの設置された、人力でも電気でも動く三輪車を発表した。左右に大きく開口部が設けられた三輪車は、フランスの郵便サービスで既に使われている。

 中国のスマサークル(Smacircle)のシンプルな軽量電動自転車は、二つの小さな輪がつながったようなデザインで、折り畳んでリュックサックやに入れて持ち運びできる。高さは53センチ、重さは10キロ。

 同社のダレン・パイク(Darren Pike)氏は、電車通勤する人が駅からの少しの距離を乗るのに利用できると述べている

。  他方で、韓国の現代(ヒュンダイ)自動車 (Hyundai Motor)は、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies)の航空ライドシェアサービス「ウーバーエア(Uber Air)」向けに空飛ぶ車を大量生産すると発表した。空飛ぶタクシーの実現は近いかもしれない。|使用条件