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新型ウイルスのゲノム分析にスパコン投入、米インテル、中国レノボ、BGIが共同で

深センにある華大基因の「火眼」研究室(2020年3月3日撮影)。(c)CNSq

深センにある華大基因の「火眼」研究室(2020年3月3日撮影)。(c)CNS

【CNS】米国のインテル(Intel)、中国のIT大手「聯想集団(レノボグループ、Lenovo)」と遺伝子解析専門の「華大基因(BGI Genomics)」の3社は3日、新型コロナウイルスのゲノム分析を共同で進めていることを明らかにした。高性能なコンピューター群を使って解析を進めるという。

 ゲノム配列解析の中で、1ミリリットルの体液の中には通常、数百万の異なるウイルスが含まれ、一つのウイルスのゲノム配列には約3万のDNA塩基あるいは文字列が含まれる。華大基因は現在、感染患者と疑い症例の患者から採取された微生物のゲノム配列解析を行っており、この研究はTB(テラバイト)あるいはPB(ペタバイト)レベルの巨大なデータを生み出すものだ。

 重要なデータを高速処理するためには、先進的で高性能な計算インフラ(IaaS)と計算技術と解析法が必要だ。

 インテルとレノボは共同で、華大基因に大型で高性能なコンピューター群を提供し、華大基因の「DNBSEQ-T7」ゲノム配列解析システムから読み取ったデータ処理に用いるとされる。華大基因の研究者らは、高性能な計算解析技術とインテルとレノボが持つ資源と専門的知見により、新型コロナウイルスのゲノム配列研究を加速化することが可能としている。

 この技術は、ウイルスの毒性や広がる経路、病原体と宿主間の相互作用などの研究を後押しし、流行病学とワクチン設計研究に役立ち、効果的な診断法とワクチン設計の確立に必要不可欠なものとされている。【翻訳編集】 CNS/AFPBB News|使用条件