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ビデオ会議アプリ「ズーム」使用中にポルノ画像、FBIがサイバー攻撃に警鐘

ビデオ会議アプリ「ズーム」のロゴ(2020年3月30日撮影)。(c)Olivier DOULIERY / AFP

ビデオ会議アプリ「ズーム」のロゴ(2020年3月30日撮影)。(c)Olivier DOULIERY / AFP

【AFP=時事】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の中で人気が急上昇しているビデオ会議アプリ「ズーム(Zoom)」をめぐり、会議中にポルノ映像に驚かされたとの通報が米連邦捜査局(FBI)に多数寄せられている。

 ニューヨーク州の検察局の報道官によると、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官は、カリフォルニア州のシリコンバレー(Silicon Valley)に本社を置くズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(Zoom Video Communications)に対し、「ユーザーのプライバシーとセキュリティーを確保するため、適切な措置を確実に取らせる多数の質問」を含む書簡を送った。

 FBIボストン支局は3月30日、「ポルノ画像またはヘイト(憎悪)画像あるいはその両方、脅迫的な言葉で会議を妨害されたという通報が多数寄せられた」と警告した。

 FBIは、新型ウイルスの流行で閉鎖され、現在オンラインで授業を行っている学校を標的として、ハッカーがズームを使って攻撃した例を二つ挙げた。

 マサチューセッツ州のとある高校では、正体不明の人物がオンライン教室にアクセスし、教師に大声で下品な言葉をかけた後、その教師の自宅の住所を叫んだという。  同州の別の学校では、かぎ十字のタトゥーを入れた正体不明の人物が現れたという。

 ソーシャルメディアでは、「#zoombombed(ズームでやられた)」のハッシュタグを使い、ズーム使用中に突然ポルノ画像や人種差別的な画像が突然表示されたという証言が相次いでいる。

 FBIはズームのユーザーに対し、ハッカー予備軍対策として、全ての会議を非公開で実施し、画面の共有を控えるよう呼び掛けた。

 ズーム社は、「ユーザーのプライバシーとセキュリティー、信頼を極めて重要視している」と述べた。

 市場調査会社センサー・タワー(Sensor Tower)によると、米国各地で厳格な外出制限が始まった3月16日を含む3月第3週、同国内のズームのダウンロード数は、前週比252%増の420万件になった。ダウンロード数はその翌週もさらに伸びて前週比66%増となり、700万件に達したという。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件