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音声で感染症かわかるアプリも イスラエルで新技術が続々登場

イスラエルの保健省がリリースしたスマートフォンアプリ「ハマゲン」を画面上で操作する女性(2020年3月29日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP

イスラエルの保健省がリリースしたスマートフォンアプリ「ハマゲン」を画面上で操作する女性(2020年3月29日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP

【AFP=時事】新型コロナウイルスの感染者が自分の近くにいた可能性を教えてくれるスマートフォンアプリ、はたまた音声を元にCOVID-19(新型ウイルス感染症)の発症を診断してくれるアプリも──人口の1割近くがハイテク産業に従事し、しばしば「スタートアップ国家」とも呼ばれるイスラエルでは、感染を封じ込めるための新たな技術が続々と登場している。

 イスラエル保健省が今月発表したアプリ「ハマゲン(Hamagen)」は、位置情報特定技術を利用し、感染者と過去に接触した可能性がある場所をユーザーに教えてくれる。ハマゲンはヘブライ語で「盾」を意味する。

 5か国語に対応し、すでに100万人以上のユーザーがダウンロードしている。幸運なユーザーには「コロナウイルス感染者との接触は確認されませんでした」「新しい情報が入り次第、お知らせします」というメッセージが届く。

 また国防省は、ユーザーの音声でCOVID-19の検診が可能なアプリの開発を進めるスタートアップ企業、ボカリス・ヘルス(Vocalis Health)への支援を申し出ている。

 新型コロナウイルス感染者が持つ声の「指紋」を検知できる人工知能(AI)に基づくアルゴリズムの開発を目指し、現在、さまざまな症状の感染者および非感染者の声のサンプルが集められている。

 医療従事者は今後、初期症状のユーザーに通知を送ることが可能になり、アプリを使って感染の広がりを監視することもできるという。

 ボカリス・ヘルスの代表によると、音声サンプルを提供したいという市民からの申し出は「圧倒されるほど」だという。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件