Open Innovation Platform
FOLLOW US

WeChatの強敵に? 中国3大キャリアの新サービス「5Gメッセージ」の利点

5Gスマホの機能を体験する顧客(2019年8月5日撮影、資料写真)。(c)CNS/殷立勤

5Gスマホの機能を体験する顧客(2019年8月5日撮影、資料写真)。(c)CNS/殷立勤

【CNS】中国の3大キャリアは8日、共同で「5Gメッセージ白書」を発表し、新サービス「5Gメッセージ」を紹介した。

「5Gメッセージ」は文字、写真、動画、絵文字、位置、連絡先などに加え、オンラインとオフラインのメッセージングもサポートし、ユーザーに対しメッセージの状態報告と履歴管理を提供できるとしている。具体的には2種のアプリがあり、一つは個人間のメッセージアプリで、もう一つは個人と業界ユーザー間のメッセージアプリだ。個人間のメッセージアプリの中には、個対個用と、個対不特定多数用とグループチャットの3種類を含む。

 3大キャリアによると、個人ユーザーにとって「5Gメッセージ」はこれまでのメッセージの長さ制限を打ち破り、文字に限ることなく、画像、音声、動画、位置などの情報の効果的な融合を実現する。企業にとって「5Gメッセージ」は個人ユーザーとの間のメッセージ交流のインターフェースを提供するもので、文字、音声、オプションカードなどのリッチメディアを通し、ユーザーに個性的なコンサルティングサービスを提供するとしている。

■「5Gメッセージ」のメリットは

 ユーザーは将来、「5Gメッセージ」で、アイコンをクリックすれば支払いができるようになる。例えば、乗車券のネット販売「12306」を使う中で、ユーザーは音声あるいは文字を発信することにより、簡単に乗車券の予約や支払い、変更手続きが可能だ。

「5Gメッセージ」は回数ではなくデータ量に基づき料金を計算し、将来的にはパッケージ料金を採用してショートメッセージや微信(ウィーチャット、WeChat)に比べてさらに安くなると予想される。

 この他、「5Gメッセージ」は伝統的なショートメッセージの登録免除機能やアプリのインストール不要などの特徴を継承し、メッセージ交換時の簡便さと効率性を実現したとされる。データの暗号化伝送に対応し、パターンによるセキュリティー機能などにより、データの安全を保障し、プライバシーを保護するとしている。

 移動通信の国際組織「GSMA」は、「5Gメッセージ」を5G端末機器の必須機能として組み入れる計画だという。

「中国信息通信研究院」が公表したデータによると、現在、中国国内の5Gスマホユーザーは2000万人を超えている。【翻訳編集】 CNS/AFPBB News|使用条件