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リストバンドで対人距離を確保、伊スタートアップ企業が開発

イタリア南部バリの企業が開発した対人距離を確保するためのリストバンド「ラビー・ライト」(2020年5月11日撮影)。(c)GIOVANNI GREZZI / AFPTV / AFP

イタリア南部バリの企業が開発した対人距離を確保するためのリストバンド「ラビー・ライト」(2020年5月11日撮影)。(c)GIOVANNI GREZZI / AFPTV / AFP

【AFP=時事】世界が新型コロナウイルス後の新たな社会に備える中、イタリアのスタートアップ企業がソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)を実践するための電子リストバンドを開発した。

「ラビー・ライト(Labby Light)」というこの装置は、身に着けている人同士が1メートル以内に近づくと振動して知らせてくれる。また、周囲にいる他のユーザーの追跡も可能で、のちに新型コロナウイルスの陽性だと判明した人と近くにいた場合は、警告してくれる。

 数か月にわたるロックダウン(都市封鎖)を段階的に緩和しているイタリアでは、この装置が命を救う助けにもなると期待する複数の企業がすでに採用している。

 開発した同国南部バリ(Bari)のメタウェルネス(MetaWellness)のアントネッロ・バラカーネ(Antonello Barracane)氏は「海辺のリゾート施設やホテルチェーン、学校、企業から注文があった」と話した。

 リストバンドの価格は25ユーロ(約2900円)。はめこまれたチップで接触者を追跡し、チップは取り外してマスクに装着することもできる。

 バリの歯科医院は、患者同士が近づき過ぎないようにこの装置を導入した。来院した患者は、マスクと靴カバーに加え、この電子リストバンドの装着を求められる。【翻訳編集】 AFPBB News