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NASA、スペースX初の有人飛行を最終承認 27日打ち上げ

米フロリダ州ケネディ宇宙センターにある発射台「39A」で行われた、宇宙船「クルー・ドラゴン」を搭載したスペースXのロケット「ファルコン9」の短時間のエンジン点火試験の様子。米航空宇宙局(NASA)提供(2020年5月22日撮影、同日提供)。(c)AFP PHOTO / NASA / BILL INGALLS

米フロリダ州ケネディ宇宙センターにある発射台「39A」で行われた、宇宙船「クルー・ドラゴン」を搭載したスペースXのロケット「ファルコン9」の短時間のエンジン点火試験の様子。米航空宇宙局(NASA)提供(2020年5月22日撮影、同日提供)。(c)AFP PHOTO / NASA / BILL INGALLS

【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)は22日、今月27日に予定されている宇宙開発企業スペースX(SpaceX)の有人宇宙船の打ち上げを承認したと発表した。米国からの有人宇宙飛行は9年ぶり。ロシアの宇宙船に頼ってきた米国にとって重要な一歩となる。

 NASAとスペースXの幹部らは、米フロリダ州のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)で21日から宇宙船「クルー・ドラゴン(Crew Dragon)」を打ち上げる準備が整っているか詳細に点検する「飛行準備完了確認審査(FRR)」を行っていた。

 NASAのジム・ブライデンスタイン(Jim Bridenstine)長官はビデオで報道陣に対し、「われわれは最終的にゴーサインを出した」と発表した。

 搭乗するのは、米国のロバート・ベンケン(Robert Behnken)とダグラス・ハーリー(Douglas Hurley)の両飛行士。2人を乗せた宇宙船は、ケネディ宇宙センターの歴史ある発射台「39A」から27日午後4時33分(日本時間28日午前5時33分)に打ち上げられ、翌日、国際宇宙ステーション(ISS)に到着する予定。

 新型コロナウイルス流行を受けて、ベンケン氏とハーリー氏は今月13日から厳格な隔離措置に置かれている。しかし2人によれば、実際には3月中旬から隔離された状態だったという。

 米国のスペースシャトル計画が2011年に終了して以降、米国人宇宙飛行士のISSへの飛行にはロシアのロケットが使用されてきた。

 スペースXによるミッションが成功すれば、米国はISSへの人員輸送にロシアの宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」の搭乗枠を購入する必要をなくすという目標を達成できることになる。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件