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インド・ムンバイ、スマートヘルメット導入 迅速な検温可能に

インド・ムンバイで、体温測定用サーモグラフィーが搭載されたスマートヘルメットと防護服を着用し住民の検温を行う非営利団体「バラティヤ・ジェン・サンガタナ」の医療ボランティア(2020年7月21日撮影)。(c)INDRANIL MUKHERJEE / AFP

インド・ムンバイで、体温測定用サーモグラフィーが搭載されたスマートヘルメットと防護服を着用し住民の検温を行う非営利団体「バラティヤ・ジェン・サンガタナ」の医療ボランティア(2020年7月21日撮影)。(c)INDRANIL MUKHERJEE / AFP

【AFP=時事】インドの新型コロナウイルス感染拡大が最も深刻なムンバイで、先端技術を駆使した「スマートヘルメット」の導入が始まっている。経済中心地ムンバイの人口過密なスラム街での検査を迅速化し、感染の疑いがある人を特定するのが目的だ。

 体温測定用サーモグラフィーが搭載されたスマートヘルメットを使うと、医療従事者は1分あたり住民数十人の検温を行うことができる。人口1800万人のムンバイで、このヘルメットは今後ウイルス根絶に向けた主要な武器になり得る。

 非営利団体「バラティヤ・ジェン・サンガタナ(BJS)」と連携する医療ボランティアのニール・ジャイン(Neelu Jain)氏は、「従来の検温方法では多くの時間がかかる。2万人が住むスラム街で300人を検温するのに3時間かかる」と述べ、「しかしこのヘルメットを使えば、住民に家から外に出てこちらを向くように頼むだけでいい。2時間半で6000人を検温できる」と説明した。

 スマートヘルメットは、感染拡大防止策としてロックダウン(都市封鎖)が続くムンバイと近隣のプネ(Pune)市に寄付された。インド国内では17日の時点で感染者数が累計100万人を超えた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件