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EU域内コロナ追跡アプリの連携を独SAPに委託 欧州委員会

ベルギー・ブリュッセルの新型コロナウイルス接触追跡アプリ画面(2020年5月8日撮影)。(c)LAURIE DIEFFEMBACQ / BELGA / AFP

ベルギー・ブリュッセルの新型コロナウイルス接触追跡アプリ画面(2020年5月8日撮影)。(c)LAURIE DIEFFEMBACQ / BELGA / AFP

【AFP=時事】欧州委員会(EC)は、欧州連合(EU)の少なくとも18か国で新型コロナウイルス接触追跡アプリを連携させ、域内のデータを共有する方法の開発業務をドイツのソフトウエア大手SAPに委託した。当局関係者が7月31日に明らかにした。

 EUの27加盟国は新型ウイルス感染者を追跡して新たな感染拡大をこれまで以上にうまく抑制する手段を求めており、ECは加盟諸国間の調整役を担っている。

 EU加盟諸国の多くはすでに独自の接触追跡アプリを採用しているが、それぞれのアプリの互換性が不完全なため、感染拡大をモニタリングする上で妨げになっている。

 ECの報道官がAFPの取材に語ったところによると、SAPは、ドイツテレコム(Deutsche Telekom)の子会社であるTシステムス(T-Systems)と共に、今後3~4週間以内にネットワークのゲートウェー(異なるネットワークを接続するシステム)を一つにまとめ、アプリ間のやりとりを可能にする。

 フランスやハンガリーなど中央集権型のデータ・プールを構築している国は現段階ではこの試みに参加できないが、ドイツ、ポーランド、イタリアなど、ネットワーク型アプリを使用している18か国は参加する。

 SAPはドイツテレコムと協働し、ドイツの新型ウイルス警告アプリを開発した。このアプリは高く評価され、ダウンロード数は1600万回を超えている。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件