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虫よけスプレー成分で新型コロナ消毒可能、英予備研究

薬局で販売されている虫よけスプレー(2014年7月10日撮影、資料写真)。(c)NICOLAS DERNE / AFP

薬局で販売されている虫よけスプレー(2014年7月10日撮影、資料写真)。(c)NICOLAS DERNE / AFP

【AFP=時事】虫よけスプレーに含まれる有効成分シトリオジオールが新型コロナウイルスに有効だとする予備研究結果を、英国防省の研究機関が26日、発表した。

 シトリオジオールはアジアや南米、アフリカなどに自生する植物ユーカリシトリオドラ(レモンユーカリ)の葉や枝から抽出・精製された油剤で、他のコロナウイルスの消毒に有効なことが知られている。

 英国防科学技術研究所(DSTL)のチームは、シトリオジオールを含む虫よけスプレーを用いて実験を行い、シトリオジオールが液体中で新型ウイルスと混ざると抗ウイルス作用を発揮することを発見した。物体表面上でも消毒効果が確認されたという。

 論文は、高濃度の虫よけスプレーを使用することで、ウイルスは「著しく減少し、不活化した」としている。

 ただ、この論文はまだ外部の査読を受けていない。英国防省は、「新型ウイルスを研究し、対策を模索している他の研究機関の足がかり」となることを意図したと説明している。

 ベン・ウォレス(Ben Wallace)英国防相は5月、医療当局者から新型コロナに対する「体に害のない」「追加の予防策」として助言を受けたとして、英国軍部隊にシトリオジオールを含む虫よけスプレーを支給したと述べていた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件