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ヴァージン・オービット、航空機からのロケット打ち上げに初成功

ロケット「ランチャー・ワン」を翼の下に取り付けて、米カリフォルニア州のモハベ宇宙港を離陸したボーイング747型機「コズミック・ガール」(2021年1月17日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP

ロケット「ランチャー・ワン」を翼の下に取り付けて、米カリフォルニア州のモハベ宇宙港を離陸したボーイング747型機「コズミック・ガール」(2021年1月17日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP

【AFP=時事】英国の富豪、リチャード・ブランソン(Richard Branson)氏の宇宙開発企業「ヴァージン・オービット(Virgin Orbit)」は17日、ボーイング(Boeing)747型機から打ち上げたロケットを宇宙に到達させることに初めて成功した。人工衛星を低コストで打ち上げる新しい手法に道を開く成果だ。

 ボーイング747型機は米ロサンゼルスの北にあるモハベ宇宙港(Mojave Air and Space Port)を離陸し、太平洋上でロケットを切り離した。

 ヴァージン・オービットは日本時間18日午前4時49分にツイッター(Twitter)で、「ランチャー・ワン( LauncherOne)が軌道に到達した!」と明らかにした。昨年5月の実験は失敗しており、今回は2回目の挑戦だった。

 2012年創業のヴァージン・オービットは、市場が拡大している質量300~500キロの小型衛星打ち上げサービスの提供を目指している。

 全長約21メートルのロケット「ランチャー・ワン」は、改造され「コズミックガール(Cosmic Girl)」と命名されたボーイング747型機の翼の下に取り付けられる。離陸後、規定の高度に達したところで切り離され、ランチャー・ワンのエンジンに点火されて地球周回軌道に乗り、搭載した人工衛星を宇宙に放つ。

 航空機からのロケット打ち上げは、飛行場があればよいためロケット打ち上げ場が不要となり、ロケットを地上から垂直に打ち上げるよりも柔軟性が高い。【翻訳編集】 AFPBB News