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フェイスブック、豪でのニュース共有制限 使用料めぐる法案に対抗

米フェイスブックのロゴ(2020年3月25日撮影)。(c)Olivier DOULIERY : AFP

米フェイスブックのロゴ(2020年3月25日撮影)。(c)Olivier DOULIERY : AFP

【AFP=時事】米フェイスブック(Facebook)は17日、オーストラリア政府のソーシャルメディア各社へコンテンツ使用料の支払いを求める法案への対抗措置として、豪国内の利用者がニュースを共有できないようにした。これに対し、検閲行為だと非難する声が上がっている。

 豪国内では18日早朝からニュースのリンクを投稿したり、世界中のメディア各社のページを閲覧したりすることができなくなった。さらに、消防や救急、気象当局など救急サービス、複数の慈善事業や先住民コミュニティーに加え、フェイスブック運営自体のページにも影響があったことが分かっている。

 オーストラリアのジョシュ・フライデンバーグ(Josh Frydenberg)財務相は同日、今回の同社の措置について、「フェイスブックは間違っている。フェイスブックの対応は不要かつ強引で、オーストラリア国内における同社の評判をおとしめるものだ」と述べた。

 フェイスブックの広報担当者は、政府の公式ページについては「きょうの発表に影響を受けるべきではない」とし、「あやまって影響が出たページは元に戻す」と説明した。

 ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch Australia)のオーストラリア支部代表、エレイン・ピアソン(Elaine Pearson)氏は、今回のニュース遮断は憂慮すべき危険な出来事だと指摘。「フェイスブックはオーストラリア市民に対する情報の流れを大幅に制限し、検閲を行っている」と続けた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件