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ツイッター創設者 「最初のツイート」競売に 2億円超える入札

ツイッターのロゴとツイッターアプリを表示するスマートフォン(2020年10月26日撮影)。(c)Lionel BONAVENTURE : AFP

ツイッターのロゴとツイッターアプリを表示するスマートフォン(2020年10月26日撮影)。(c)Lionel BONAVENTURE : AFP

【AFP=時事】米ツイッター(Twitter)の創業者の一人、ジャック・ドーシー(Jack Dorsey)最高経営責任者(CEO)の最初のツイートが競売に掛けられており、6日時点の最高入札額は200万ドル(約2億2000万円)を超えている。ブロックチェーン技術で存在が担保される仮想オブジェクトに対する投資熱が浮き彫りになった。

 2006年3月21日、ドーシー氏のアカウントから「just setting up my twttr」(今自分のtwttrを設定中)と投稿された。

 今月5日、同氏はツイートを売買できるオークションサイト「バリュアブルス(Valuables)」の出品ページへのリンクを投稿。同サイトは、投資家やコレクターが「投稿者の署名付きのツイートを売買できる場」だとされている。

 6日に、200万ドルを入札したのはブロックチェーンのプラットフォーム「トロン(TRON)」の創設者、ジャスティン・サン(Justin Sun)氏。ブロックチェーンは暗号通貨の取引を可能にした根幹的な技術だ。

 バリュアブルスはツイートの売買について、「ツイートの作者は、ブロックチェーンを使って署名された唯一のバージョンをつくるかどうか選べる」と説明している。

 ツイートを買うということは、「ツイートのデジタル証明書」を購入するということで、この証明書は「作者によって署名・証明されているため、唯一無二である」という。

 今回の場合、ドーシー氏かツイッターの運営側が消さない限り、ツイート自体は誰にでも閲覧することができる。

 これは米プロバスケットボール(NBA)で、「劇的な瞬間」がオンライン販売されているのに似ている。これらの短い動画はインターネットで無料公開されているが、ブロックチェーン技術で「非代替性トークン(Non-Fungible Token、NFT)」をつくることで、動画の出どころや、真正性、追跡可能性が担保され、その価値が裏付けられる。

 先月下旬には、NBAの販売サイト「トップショット(Top Shot)」で、スーパースター、レブロン・ジェームズ(LeBron James)選手の劇的な瞬間を捉えた10秒間の動画が20万8000ドル(約2250万円)の値を付けた。

 存在が完全にデジタルのみの芸術作品が先月、競売大手クリスティーズ(Christie’s)で落札されるなど、NFTの人気は急速に高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News