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ロシア食品小売り大手、スーパーやコンビニで顔認証決済

ロシアの首都モスクワにあるスーパー、ペレクリョストクのセルフレジで、顔認証決済を実演するX5リテール・グループの従業員(2021年3月9日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF : AFP

ロシアの首都モスクワにあるスーパー、ペレクリョストクのセルフレジで、顔認証決済を実演するX5リテール・グループの従業員(2021年3月9日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF : AFP

【AFP=時事】ロシアの食品小売り大手X5リテール・グループ(X5 Retail Group)は10日、同社のスーパーやコンビニでの顔認証決済の運用を開始したと発表した。ロシアでは、顔認証技術をめぐり、個人情報の保護やセキュリティーに関する懸念が高まっている。

 X5リテールは顔認証決済の導入に当たり、クレジットカード大手ビザ(Visa)と、ロシアの国営銀行でIT事業に力を入れるズベルバンク(Sberbank)と提携した。

 X5リテールのイノベーション部門責任者、イワン・メルニク(Ivan Melnik)氏はAFPに対し、スーパー「ペレクリョストク(Perekrestok)」52店舗で運用が始まっており、今月中に計150店舗に拡大すると述べた。4月中にコンビニ「ピャチョロチカ(Pyaterochka)」30店舗でも導入予定。今年中に全国約3000店舗で顔認証決済の利用が可能になるという。

 発表によると、利用客はマスクを「一瞬だけ外し、カメラを見る」必要がある。

 ロシアでは、顔認証技術の利用が急速に拡大しており、国家による監視への懸念が高まっている。新型コロナウイルスの流行初期には、数万台の監視カメラを使い、ロックダウン(都市封鎖)規制違反を取り締まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件