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コロナで閉鎖の2動物園、チンパンジーがズームで「交流」 チェコ

チェコのドブールクラーロベ動物園で、ブルノ動物園のチンパンジーの姿を映し出せるスクリーンの前にいるチンパンジー(2021年3月26日撮影)。(c)Michal Cizek : AFP

チェコのドブールクラーロベ動物園で、ブルノ動物園のチンパンジーの姿を映し出せるスクリーンの前にいるチンパンジー(2021年3月26日撮影)。(c)Michal Cizek : AFP

【AFP=時事】チェコで2か所の動物園が、それぞれ大型スクリーンを設置し、ビデオ会議サービス「ズーム(Zoom)」を介してチンパンジーを対面させた。新型コロナウイルスの影響で閉鎖中の動物園で退屈させないための試みだ。

 このチンパンジーたちがいるのは、首都プラハ北東のドブールクラーロベナトラベム(Dvur Kralove nad Labem)にあるサファリパークと、南に約160キロ離れたチェコ第2の都市ブルノ(Brno)の動物園。

 サファリパークでは、雄1匹と雌5匹のチンパンジーがサラダや草を食べながら大画面の前に座るのを楽しんでいる。

 サファリパークの動物学者、ガブリエラ・リンハルトバー(Gabriela Linhartova)氏によると、最近はチンパンジーたちが動画に示す関心が弱まりつつあるものの、最初はナッツや果物を手に画面の前に並んで座るのが大いに気に入っていたという。

 ブルノのチンパンジーたちがけんかをしたり餌をもらったりした時は特に興味がある様子で、「チンパンジーたちと、例えば映画館に行く人やテレビの前に座る私たちとの類似性は、とにかく非常に印象的だった」とリンハルトバー氏は語った。

 両動物園は、毎日午前8時~午後4時(日本時間午後4時~翌日午前0時、チェコが夏時間になる今月28日からは日本時間午後3時~11時)にユーチューブ(YouTube)での配信も行っている。

 リンハルトバー氏は、動物園に行けなくなった人間が動物たちを恋しく思うのと同じように、チンパンジーたちも寂しがっているのだと語る。「お客様は(チンパンジーにとって)楽しませてくれる相手であり、学習や観察の対象でもあるのです」 【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件