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マイクロソフト、米国防総省とARヘッドセット生産契約

米バージニア州で行われた、統合視覚拡張システム(IVAS)を用いた訓練。米陸軍提供(2020年10月21日撮影)。(c)AFP PHOTO : US ARMY : COURTNEY BACON

米バージニア州で行われた、統合視覚拡張システム(IVAS)を用いた訓練。米陸軍提供(2020年10月21日撮影)。(c)AFP PHOTO : US ARMY : COURTNEY BACON

【AFP=時事】米マイクロソフト(Microsoft)と米国防総省は3月31日、米軍向け拡張現実(AR)ヘッドセットの生産契約を締結したと発表した。契約期間は5年間、1回更新可能で、向こう10年で「218億8000万ドル(約2兆4000億円)超」相当にもなるという。

 マイクロソフトは、一般販売している「ホロレンズ(HoloLens)」を改良し、いわゆる統合視覚拡張システム(IVAS)の生産を行う。

 国防総省によると、近接戦闘部隊に次世代暗視スコープと状況認識能力を提供することが目的。兵士が戦闘や訓練に使用するヘッドセットは、標的を定めたり、戦略的決定を下したりする際のデータを提供する他、ナイトビジョンとサーマルビジョンが搭載されているという。

 マイクロソフトのアレックス・キップマン(Alex Kipman)テクニカルフェローは同社のブログで「状況認識を高め、さまざまな場面における情報共有と意思決定を可能にする」と説明している。

 米証券会社ウェドブッシュ・セキュリティーズ(Wedbush Securities)のダニエル・アイブス(Daniel Ives)氏によると、今回の契約はマイクロソフトが軍へのAR技術提供を収益につなげることを示すもので、民間企業や消費者へのARヘッドセットの拡大も期待できる。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件