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アマゾン、映画会社MGMを買収 動画配信強化

米カリフォルニア州センチュリーシティーにある映画会社MGMの本社(2004年9月13日撮影)。(c)Robyn BECK : AFP

米カリフォルニア州センチュリーシティーにある映画会社MGMの本社(2004年9月13日撮影)。(c)Robyn BECK : AFP

【AFP=時事】米インターネット通販大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は26日、米大手映画制作・配給会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)を84億5000万ドル(約9200億円)で買収することで合意したと発表した。MGMが所有する多数のコンテンツを取得することで、動画配信事業の強化を目指す。

 アマゾンの有料会員向けサービス「プライム・ビデオ(Prime Video)」は、急速に変化する動画配信市場で米ネットフリックス(Netflix)などと競合。MGMの買収により、人気スパイ映画「007」シリーズを含む映画作品約4000本とテレビ番組1万7000本を提供できるようになる。

 プライム・ビデオとアマゾン・スタジオ(Amazon Studios)部門を担当するマイク・ホプキンス(Mike Hopkins)上級副社長は「今回の合意の真の財務的価値は、奥深い目録の中にある知的財産(IP)の宝庫にあり、われわれはこれをMGMの才能あるチームと共に再創造・開発する計画だ」と表明。アマゾンは声明で、「映画製作で100年近い歴史を持つMGMは、主にテレビ番組製作に注力してきたアマゾン・スタジオの活動を補完する」と説明した。

 アマゾンはネット通販とクラウドコンピューティング事業で急成長を遂げている他、消費者の間で動画配信サービスの人気が高まる中でエンターテインメント事業も強化。一方のMGMはハリウッド(Hollywood)を代表する映画会社だが、近年は保有主の変更が相次ぎ、経営破綻にも陥っていた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件