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英富豪ブランソン氏、自社の船で宇宙に到達 「またとない経験」

米ニューメキシコ州にある商業宇宙船発着基地、スペースポート・アメリカ上空で、母船から切り離された宇宙船「スペースシップ2」の2号機「ユニティ」(2021年7月11日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP

米ニューメキシコ州にある商業宇宙船発着基地、スペースポート・アメリカ上空で、母船から切り離された宇宙船「スペースシップ2」の2号機「ユニティ」(2021年7月11日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP

【AFP=時事】英富豪リチャード・ブランソン(Richard Branson)氏は11日、自身が創業した宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)の宇宙船で宇宙飛行に成功し、今回の飛行について「またとない経験」と述べた。商業宇宙旅行時代の先駆けとなることを期待している。

 ブランソン氏は、ライバルの米富豪ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏より一足早く宇宙に行った。ベゾス氏は、自身が設立した宇宙開発企業ブルー・オリジン(Blue Origin)の宇宙船で、今月20日に宇宙飛行を実施すると発表している。

 ブランソン氏とヴァージン・ギャラクティックの社員3人、同社のパイロット2人を乗せた宇宙船「ユニティ(VSS Unity)」は、高度約15キロで巨大な輸送機の下部から切り離された後、高度86キロまでマッハ3の速度で上昇。ブランソン氏らは数分間の無重力を体験した。切り離しから約1時間後、ユニティは翼を下げ、グリニッジ標準時(GMT)11日午後3時40分(日本時間12日午前0時40分)ごろに着陸した。

 ブランソン氏はユニティが降下する間に断続的なライブ配信を行い、「ヴァージン・ギャラクティックの素晴らしいチームの皆さん、おめでとう。17年間、本当にハードな仕事を続けてくれたおかげで、ついにここまで来ることができた」として、宇宙飛行は「またとない体験」だったと述べた。

 飛行後の式典では、「子どもの頃からこの瞬間を夢見てきたが、正直に言うと、宇宙からの地球の眺めは想像以上だ」と笑顔で話し、シャンパンで祝杯を挙げた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件