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仏、グーグルに650億円の制裁金 ニュース著作権めぐり

米グーグルのロゴ(2019年2月17日撮影、資料写真)。(c)Lionel BONAVENTURE : AFP

米グーグルのロゴ(2019年2月17日撮影、資料写真)。(c)Lionel BONAVENTURE : AFP

【AFP=時事】フランス競争委員会は13日、欧州連合(EU)の著作権規則に基づいたニュースコンテンツ使用をめぐり、メディア企業との「誠実な」交渉を怠ったとして、米IT大手グーグル(Google)に5億ユーロ(約650億円)の制裁金を科すと発表した。

 競争委員会のイザベル・ドシルバ(Isabelle de Silva)委員長は記者会見で、グーグルへの制裁金は同委員会の裁定に従わなかった企業に科されたものとしては史上最高額となると説明。グーグルによる問題行為の「重大性を反映」したものだとした。

 同委員会はさらに、グーグルに対して「著作権で保護されたコンテンツの現在の使用に関する報酬」をメディア企業に提示するよう命令。応じなければ1日最大90万ユーロ(約1億2000万円)の追加制裁金を科すとした。

 グーグルの広報担当者はAFPに対し、決定に「非常に失望している」とコメント。同社はメディア企業との交渉期間中、一貫して誠実な対応を取ってきたと主張した。

 グーグルは、メディア各社が製作した記事や動画を十分な対価を支払わずに検索結果に表示していると批判されている。同社は2019年、EUが出したデジタルコンテンツの著作権に関する新指令の順守を拒否。フランス競争委員会は昨年4月、グーグルに対し、仏メディア各社との「誠実な」交渉を命じていた。

 しかし、フランス通信(AFP)などの仏メディアは昨年9月、グーグルが使用料支払いに向けた交渉の進展を阻んでいるとして、当局に苦情を申し立てていた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件