Open Innovation Platform
FOLLOW US

悪質なポップアップ広告にメス 中国で問題アプリの指導強化

上海市の地下鉄でスマホを見る乗客たち(2020年12月3日撮影、資料写真)。(c)CNS:厳大明

上海市の地下鉄でスマホを見る乗客たち(2020年12月3日撮影、資料写真)。(c)CNS:厳大明

【CNS】特定のアプリを開くと広告のウインドーが表示される「ポップアップ広告」の一部が中国で問題となっており、インターネットを管轄する工業情報化部が是正に取り組んでいる。

 工業情報化部によると、今年に入り、「ポップアップ広告を閉じようとしても消えない」「広告と分からないよう表示が偽装されている」「別サイトに誘導された」などの苦情がネットユーザーから多く寄せられた。同省はこうした悪質な行為を集中的に取り締まり、今年第2四半期(4~6月)には、ユーザーからの苦情・相談は50ポイント減少し、別ページに誘導させるトラブルは80ポイント減少したという。

 さらに工業情報化部は7月23日、インターネット業界に対する半年間にわたる取り締まり活動を開始。ユーザーを誤認させて別アプリを起動させる、別サイトにジャンプする、虚偽の「画面を閉じる」ボタンを作るといった行為を排除するよう指導している。

 ポップアップ広告については各地でも指導が行われている。江蘇省(Jiangsu)の消費者保護委員会は7月18日、11件のパソコン向けソフトウエアについて、ポップアップ広告の表示に問題があると指摘。15分間に9回もポップアップ広告が表示されたり、音楽を1曲検索するたびに広告が表示されたりするソフトがあった。

 工業情報化部は7月28日、騰訊(テンセント、Tencent)のオンライン読書アプリ「QQ閲読(QQ Reader)」、女性向けアプリ「美柚(Meetyou)」、ウオーキングアプリ「歩多多(Buduoduo)」、動画サイト「楽視動画(LeTV)」など14件についてポップアップ広告の問題が改善されていないとして、早急な是正を求める通知を発表した。

 工業情報化部によると、一部には「命令されてもやらない、禁止されても止めない」企業もあり、取り締まりを強化していく。【翻訳編集】 CNS/AFPBB News|使用条件