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フランスの「衛生パス」、カフェや電車でも義務化

フランス首都パリのリヨン駅でスマートフォンに表示された衛生パスを見せる乗客(2021年8月9日撮影)。(c)GEOFFROY VAN DER HASSELT : AFP

フランス首都パリのリヨン駅でスマートフォンに表示された衛生パスを見せる乗客(2021年8月9日撮影)。(c)GEOFFROY VAN DER HASSELT : AFP

【AFP=時事】フランスで9日、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が推進する「衛生パス」の提示がカフェや飲食店、電車で義務化された。政府は規則強化による新型コロナウイルスのワクチン接種加速を狙うが、衛生パスに抗議するデモが数週間行われている。

 衛生パスの提示はすでに3週間前から、映画館やコンサート会場、美術館で必要となったが、9日からはカフェでコーヒーを飲んだり都市間電車に乗ったりなど、日常生活の随所で義務付けられる。

 QRコードから成る衛生パスは、ワクチン接種を完了したか、最近受けた検査で陰性だったこと、新型ウイルスに感染し完治したことを証明する。

 フランスでは人口の55%以上が2回目の接種を終えているが、マクロン氏は衛生パスの導入で接種を加速させたいとしている。大統領補佐官らによると、衛生パスの計画が公表されて以来、約700万人が1回目のワクチン接種を予約した。

 マクロン氏は最近、ソーシャルメディアを通じてワクチン接種を繰り返し呼び掛けており、「これは善き市民であることに関わる問題だ(中略)もし友人や隣人、祖父母を(ウイルスに)感染させてしまうなら、私たちの自由に価値はない。自由であることには責任が伴う」と語った

。 内務省によると、7日には各地で抗議デモが行われ、これまでで最多の約23万7000人が参加した。夏休み期間中のデモにこれほど大勢が参加するのは極めて珍しい。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件