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犬から飼い主に電話、「ドッグフォーン」開発中

窓から外を見る犬(2017年6月24日撮影、資料写真)。(c)Justin TALLIS : AFP

窓から外を見る犬(2017年6月24日撮影、資料写真)。(c)Justin TALLIS : AFP

【AFP=時事】留守番中に不安を覚える犬が、飼い主に電話をかけられるようになる日も近いかもしれない──。英国とフィンランドの研究班が17日、犬から飼い主へのオンライン通話を可能にする「ドッグフォーン(DogPhone)」の開発を進めていると発表した。

 ドッグフォーンは、犬が加速度センサー付きのボールを振ると、そばにあるノートパソコンから飼い主の端末にビデオ電話がかかる仕組み。

 英グラスゴー大学(University of Glasgow)で動物とコンピューターの相互作用を研究するイリエナ・ハースキーダグラス(Ilyena Hirskyj-Douglas)氏が、フィンランドのアールト大学(Aalto University)の研究班に加え、「研究室助手」と呼ぶペットのラブラドール犬ザック(Zack)と協力して開発した。

 ハースキーダグラス氏はまず、ザックに16日間ボールを与えて遊ばせ、電話をかける方法を教えた。 意図せず電話をかけてしまうことも何度かあったが、ザックは試作機を使って飼い主に電話をかけ、おもちゃを見せることができた。

 ハースキーダグラス氏は、ザックがボールをくわえることと電話がかかることの因果関係を理解しているかは断言できないと認めた一方で、「明らかなのは、ザックが見ているものにはっきりと興味を示すことがあり、また私と実際に一緒にいる時にするしぐさも見せたということだ」と述べた。

 ドッグフォーンの実験は、現在も続いている。研究班は、新型コロナウイルスの流行中に常に人間と一緒にいることに慣れた犬たちが抱える分離不安の緩和に役立てばと期待している。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件