インドのナレンドラ・モディ首相(2021年10月12日撮影)。(c)AFP PHOTO:Indian Press Information Bureau (PIB)
【AFP=時事】インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相のツイッター(Twitter)アカウントが12日、何者かに乗っ取られ、同国は暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(Bitcoin)を法定通貨として採用したとするとともに、市民にビットコインを配布するとのツイートが投稿された。
モディ氏の主要アカウントである「@narendramodi」から投稿されたツイートには、政府が公式にビットコイン500枚を購入し、「インドの全住民に配布する」と記されており、偽のサイトへのリンクが添えられていた。投稿はすぐに削除された。同アカウントのフォロワー数は7300万人を超える。
インド首相府は、アカウントが乗っ取られたのは「わずかの間」だったとし、現在は管理権限を取り戻したと投稿した。
モディ氏のアカウントが乗っ取られたのは今回で2回目。同氏の別アカウントでは昨年、新型コロナウイルス禍の影響を受けた人への支援をうたう偽の慈善団体への寄付を呼び掛けるツイートが投稿された。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件