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中国の昨年の自動車販売は2600万台 新エネ車がけん引

「2022年海口国際新エネルギー車・スマート自動車展示会」で注目を集めた中国製の新エネルギー車(2022年1月6日撮影、資料写真)。(c)CNS:駱雲飛

「2022年海口国際新エネルギー車・スマート自動車展示会」で注目を集めた中国製の新エネルギー車(2022年1月6日撮影、資料写真)。(c)CNS:駱雲飛

【CNS】中国自動車工業協会副会長兼秘書長の付炳鋒(Fu Bingfeng)氏は最近開かれた「2022年中国自動車市場発展予測サミット」で、2021年の国内自動車販売台数は2600万台を超えたとの見通しを明らかにした。自動車業界は世界的に半導体不足や原材料の高騰、コロナ禍の影響を受けているが、「中国では技術革新により自動車の電動化、ネット化、スマート化が進んで市場は活況を呈しており、消費者の需要は向上している」と語った。

 中国の自動車業界をけん引しているのが、新エネルギー車(NEV)だ。中国自動車工業協会によると、2021年1~11月のNEV生産台数と販売台数はそれぞれ302万3000台と299万台で前年比1.7倍となり、市場占有率は12.7%に達した。特に6月以降は月間販売台数で過去最高を更新しており、2021年の年間販売台数は前年比1.6倍の340万台に達する見込みだ。

 企業情報サイトの天眼査(Tianyancha)によると、2021年のNEV関連企業は前年の2.4倍に増え、投資総額は800億元(約1兆4309億円)を超える。特にバッテリー交換はNEVメーカーにとって新しいビジネスチャンスになりつつあり、関連会社は2021年に3万9000万社も増えた。

 自動車の輸出も好調だ。中国自動車工業協会によると、2021年1~11月の輸出は前年同期比1.1倍の179万3000台。中でも、11月の輸出台数は前年同月比59.1%増の20万台だった。上海汽車集団(SAIC)は2021年1~11月に24万5000台を輸出し、昨年1年間の総輸出台数を上回った。江汽汽車(JAC)は前年同期比112.8%増の6万8000台、奇瑞汽車(Chery Automobile)は137.6%増の23万7901台を輸出した。

 中国自動車工業協会の陳士華(Chen Shihua)副秘書長は「中国のNEVは南米、東南アジア、西アジア、欧州に輸出されている。このうちベルギー、英国、ドイツなどへの輸出が急速に伸びている」と説明した。

 付氏は「国際市場の緩やかな回復、安定した国内供給能力、NEV輸出の急速な伸びという複合的要素から、2021年の年間輸出台数は200万台を超える見込みだ」と語った。【翻訳編集】 CNS/AFPBB News|使用条件