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ダビンチら巨匠の名画がNFTに 英ギャラリーで展示・販売

ラファエロ作「ひわの聖母」のデジタル再現画(左)。英ロンドンのギャラリー「ユニットロンドン」で開催中の「NFT(非代替性トークン)」アートの展覧会で(2022年2月15日撮影)。(c)JUSTIN TALLIS / AFP

ラファエロ作「ひわの聖母」のデジタル再現画(左)。英ロンドンのギャラリー「ユニットロンドン」で開催中の「NFT(非代替性トークン)」アートの展覧会で(2022年2月15日撮影)。(c)JUSTIN TALLIS / AFP

【AFP=時事】レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)やアメデオ・モディリアニ(Amedeo Modigliani)の作品をデジタル資産「NFT(非代替性トークン)」として所有できる──英ロンドンのギャラリーが、イタリアの巨匠画家による名作のNFT版を販売する。

 アートギャラリー「ユニットロンドン(Unit London)」では、英国初と銘打ったNFTアート展を開催している。

 NFTアートとは、ブロックチェーン(分散型台帳)技術によって、唯一無二のものとしての価値が保証されたデジタル作品。買い手は額縁に入ったスクリーンと、デジタル化された名画の所有権を証明するNFTを購入できる。

 オリジナルの作品は、フィレンツェ(Florence)のウフィツィ美術館(Uffizi Gallery)など、イタリア国内の施設で展示されている。NFT版の額縁は、実際の作品で使われているものを忠実に再現。トスカーナ(Tuscany)で手作りされた。

 スクリーンには、カラバッジョ(Caravaggio)やラファエロ(Raphael)、フランチェスコ・アイエツ(Francesco Hayez)らの名画が高画質で再現されている。実物の展示に迫る鑑賞体験ができると、ユニットロンドンはうたっている。

 今回のNFTアートの販売価格は10万~50万英ポンド(約1500万円~7700万円)。売り上げの半分は実物を所蔵する美術館など展示施設に、また一部はデジタル版を手がけた伊制作会社「チネロ(Cinello)」に支払われる。

 ユニットロンドンのディレクター、ジョー・ケネディ(Joe Kennedy)氏は同展について、美術愛好家に「通常はスクリーンや携帯端末によって2次元として見るNFTアートを、全く新しい次元で捉える」体験を提供するものだと語った。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件