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テスラの中国販売台数、第1四半期は18万台超 

テスラ上海ギガファクトリーで生産されたモデル3(2020年10月26日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News

テスラ上海ギガファクトリーで生産されたモデル3(2020年10月26日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News

【Xinhua News】米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)の中国法人がこのほど発表した3月の卸売り販売台数は前年同月比85%増の6万5814台だった。新型コロナウイルスの感染拡大で上海ギガファクトリーが一時的に操業を停止した中でも増加を維持した。第1四半期(1~3月)の累計販売台数は18万台を超えた。

 同社は、新型コロナの対応策として、各地でセルフ方式の車両受け取りサービスを実施。納車にかかる時間をこれまでの2時間程度から最短20分間に短縮した。他の購入者や従業員と近距離で接触するリスクも回避し「非接触」型の健康に配慮した納車を実現した。

 一部の地域では、自宅への配送サービスも提供した。ライブ配信による車の説明やオンラインでのアフターサービスも打ち出し、消費者の購入、アフターサービス、充電などのニーズに対応した。

 テスラは中国進出後、中国消費者の好みや利用ニーズに基づき、よりふさわしい製品やサービスを提供しただけでなく、上海研究開発イノベーションセンターを設立して現地化を一段と加速させている。【翻訳編集】Xinhua News/AFPBB News|使用条件