ドイツ・グリューンハイデに完成したテスラの工場の落成式に出席した最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏(2022年3月22日撮影、資料写真)。(c)Patrick Pleul : POOL : AFP
【AFP=時事】電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)が米ツイッター(Twitter)に対し、全株式の取得と非公開化を提案したことが、米証券取引委員会(SEC)に提出された13日付の書類で明らかになった。同社の敵対的買収を仕掛けた格好だ。
書類によると、マスク氏は1株当たり54.20ドル(約6800円)を提示。これに基づけば、ツイッターの時価総額は434億ドル(約5兆4500億円)となる。
同氏はツイッターの株式9.2%を取得し筆頭株主となったが、取締役就任は辞退していた。
マスク氏はこの書類の中で、今回の「提案は私にとって最良かつ最後の提案」であり、拒否されれば株主としての立場を考え直すと明言。「ツイッターには途方もない可能性がある。私がそれを引き出す」としている。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件