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スペースX宇宙船、NASAのミッションでISSへ

米フロリダ州ケネディ宇宙センターで、打ち上げ施設に向かう宇宙飛行士の(左から)ボブ・ハインズさん、チェル・リングリンさん、ジェシカ・ワトキンスさんとサマンサ・クリストフォレッティさん(2022年4月27日撮影)。(c)Gregg Newton / AFP)

米フロリダ州ケネディ宇宙センターで、打ち上げ施設に向かう宇宙飛行士の(左から)ボブ・ハインズさん、チェル・リングリンさん、ジェシカ・ワトキンスさんとサマンサ・クリストフォレッティさん(2022年4月27日撮影)。(c)Gregg Newton / AFP)

【AFP=時事】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)の有人宇宙船「クルードラゴン(Crew Dragon)」が27日午前3時52分(日本時間午後4時52分)、米航空宇宙局(NASA)のミッションのため、フロリダ州のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Centre)から国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられた。

 スペースXは25日、投資家ら民間人4人をISSから帰還させたばかり。搭乗者を回収してから次を送り出すまでの時間は40時間弱で、2020年に同社の宇宙船がNASAの主力輸送手段になって以来、有人宇宙飛行ミッションで進むスケジュールの過密化を反映している。

 今回のミッションには、チェル・リングリン(Kjell Lindgren)さん、ボブ・ハインズ(Bob Hines)さん、ジェシカ・ワトキンス(Jessica Watkins)さんの米飛行士3人と、欧州宇宙機関(ESA)所属のイタリア人飛行士サマンサ・クリストフォレッティ(Samantha Cristoforetti)さんが搭乗。4人は、宇宙で土を使わずに植物を育てる実験など、数百件の科学実験を行う予定。

 ワトキンスさんは黒人女性として初のISS長期滞在クルーになる。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件