Open Innovation Platform
FOLLOW US

300キロ先の「分身」を遠隔操作 人型ロボットで検証実験

伊ジェノバにあるイタリア技術研究所で、人型ロボット「アイカブ3(iCub 3)」を遠隔操作するための専用スーツと仮想現実(VR)ヘッドセットを装着したオペレーター。手には触覚センサー付きの装置(2022年4月27日撮影)。(c)AFP/MARCO BERTORELLO

伊ジェノバにあるイタリア技術研究所で、人型ロボット「アイカブ3(iCub 3)」を遠隔操作するための専用スーツと仮想現実(VR)ヘッドセットを装着したオペレーター。手には触覚センサー付きの装置(2022年4月27日撮影)。(c)AFP/MARCO BERTORELLO

【AFP=時事】イタリア・ジェノバ(Genoa)のイタリア技術研究所(IIT)から、300キロ離れた場所にある人型ロボットを遠隔操作する最新システムの検証実験がこのほど、行われた。

 実験が行われたのは、人型ロボット「アイカブ3(iCub 3)」。ベネチア(Venice)で開催中のビエンナーレ国際建築展(Architecture Biennale)会場を訪れているアイカブ3を、IITのオペレーターが一般的な光ファイバー接続を利用して遠隔操作した。

 このシステムを介してオペレーターの移動運動、操作、音声、顔の表情が「分身(アバター)」であるロボットに伝達され、またロボットの視覚・聴覚・触覚フィードバックをオペレーター側で受け取れることが実証された。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件


Istituto Italiano di TecnologiaのYouTubeチャンネルより「iCub 3 Avatar System – Tele esistenza」