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ロールス・ロイスから初のEV「スペクター」

ロールス・ロイスのEV「スペクター」(リリースより)

ロールス・ロイスのEV「スペクター」(リリースより)

 英国の高級車メーカー、ロールス・ロイス・モーター・カーズは18日、同社では初となる完EV「スペクター(Spectre)」を発表した。ロールス・ロイスは、2030年までにすべてのモデルを完全電気自動車化するとの目標を掲げており、スペクターがその最初の1台となる。

 車両のサイズは、全長5453mm、全幅2080mm、全高1559mmとロールス・ロイスらしく貫禄のサイズ。車重重量は2975kgとなっている。EVでこのサイズ、重量となると航続距離が気になるが、公表されているのは暫定データながら現時点では WLTP準拠値で320マイル(約520km)とのこと。

 すでに、スペクターは受注可能で、納車は2023 年第4半期の予定だ。肝心のスペクターの価格だが、「カリナンとファントムの間に位置づけられる予定」(同社リリース)とのことなので、おそらく、5000万円代の価格となることが予想される。

ロールス・ロイスのEV「スペクター」の前席(リリースより)
ロールス・ロイスのEV「スペクター」の前席(リリースより)
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