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経営破綻の暗号資産FTX創業者、バハマで身柄拘束

米首都ワシントンで 、上院の農業・栄養・林業委員会の公聴会で証言する、経緯得破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業大手「FTXトレーディング」の創業者で前最高経営責任者(CEO)のサム・バンクマンフリード容疑者(2022年2月9日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP

米首都ワシントンで 、上院の農業・栄養・林業委員会の公聴会で証言する、経緯得破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業大手「FTXトレーディング」の創業者で前最高経営責任者(CEO)のサム・バンクマンフリード容疑者(2022年2月9日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP

【AFP=時事】カリブ海(Caribbean Sea)の島国バハマ当局は12日、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業大手「FTXトレーディング(FTX Trading)」の創業者で前最高経営責任者(CEO)のサム・バンクマンフリード(Sam Bankman-Fried)容疑者(30)の身柄を拘束した。米司法当局の要請によるもの。米ニューヨーク南部地区の連邦地検が明らかにした。

 連邦地検によると、バンクマンフリード容疑者は12日夕、拘束された。起訴状は13日朝に公表され、その時点で詳細が明らかにされる見通し。同容疑者は同日、米議会公聴会で証言する予定だった。

 同容疑者は、FTXが本社を置くバハマからビデオ形式で複数のメディアのインタビューに応じていた。その中で、自らの間違いを認めたものの、顧客をだますつもりはなかったと弁明していた。

 バハマ首相府も同容疑者の拘束を確認した。検察当局によれば、身柄はいずれ米国に引き渡される見込み。 FTXは先月11日、資金繰りに行き詰まり、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請。顧客資産の流用など詐欺の疑いが掛けられている。【翻訳編集】 AFPBB News