米国ネバダ州ラスベガスで1月5日より開催の「CES2023」に先立ち、4日（現地時間）に行われたソニーグループのプレスカンファレンスにおいて、ソニー・ホンダモビリティ株式会社（以下、ソニー・ホンダ）は、新しいEVのブランド「AFEELA」（アフィーラ）を発表し、プロトタイプの初披露をおこなった。
プレゼンテーションに登壇したソニー・ホンダの代表取締役会長兼CEO 水野泰秀氏によると、2025年には北米で受注を開始し、2026年の春にはデリバリーを開始する予定だという。
お披露目されたプロトタイプのエクステリアについて、プレゼンテーションの中で紹介されたのはフロントに装備された” Media Bar”。この横長のディスプレイにさまざまな情報を表示する事ができるという。プレゼンテーションの映像では気温やバッテリー残量、さらにはスパイダーマンの映像が表示されていた。
インテリアは、白を基調としたソフトな印象で、インパネは横長のディスプレイが装備されている。
公開のプロトタイプについては、全長4895mm✗全幅1900mm✗全高1460mm。ホイールベース3000mmとなっており、駆動方式はAWDだ。資料によるとレベル３（特定条件下での自動運転機能）の自動運転機能の搭載を目指す。また、合計45個のセンサーやカメラを車内外に備えており、これらによってドライバーの運転状況や走行状態をモニタリングし、交通事故防止などに役立てる。
さらに、パートナーとして、エピック・ゲームズと協業することも発表された。移動空間をエンタテイメント空間とする試みは、今後どのようなものになるのか。こちらも楽しみだ。
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