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自動車業界、メタバースに熱視線 米家電見本市CES

仏自動車部品メーカー、ヴァレオのブースに展示された、車内で拡張現実(AR)や接続現実(IR)の利用を可能にするためのシステム。米ラスベガスで開催の家電見本市「CES」で(2023年1月6日撮影)。(c)Robyn BECK / AFP

仏自動車部品メーカー、ヴァレオのブースに展示された、車内で拡張現実(AR)や接続現実(IR)の利用を可能にするためのシステム。米ラスベガスで開催の家電見本市「CES」で(2023年1月6日撮影)。(c)Robyn BECK / AFP

【AFP=時事】米ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)で開催中の世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics Show、CES)で、インターネット上の仮想空間「メタバース」技術を使った自動車関連製品が注目を浴びている。

 仏自動車部品メーカー、ヴァレオ(Valeo)は、リモコン操作が不要な車載テレビの試作品を展示。ヘッドセットを着用した利用者が手を動かせば、センサーが動きを感知し、チャンネルを切り替えられる。

 独高級車大手アウディ(Audi)の関連会社ホロライド(Holoride)は、同乗者向けの仮想現実(VR)ゴーグルをすでに販売している。映画を見たり、ビデオゲームを楽しんだりできる。VR空間の動きと車の動きを同期させることにより、乗り物酔いは起きないという。

 CESは8日に閉幕。【翻訳編集】 AFPBB News