2021中国(天津)国際モーターショーで展示された「ZEEKR001」(2021年9月29日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News
【Xinhua News】中国自動車大手の浙江吉利控股集団傘下で、高級電気自動車(EV)ブランド「極氪(ZEEKR)」を展開する浙江極氪智能科技の安聡慧(An Conghui)最高経営責任者(CEO)は先ごろ、米国ラスベガスで開催された世界最大級の家電・電子機器見本市CESで、2023年に販売台数を倍増させ、約14万台とする目標を打ち出した。また、欧州市場に進出し、欧州での販売台数を増やす計画も明らかにした。
統計によると、同社の第1号モデルとなるEVクーペ「ZEEKR001」の22年の販売台数は7万2千台で、大部分が中国市場での販売だった。2番目のモデルとなる純EV多目的車(MPV)「ZEEKR009」は近く生産を開始する。安氏はまた、欧州市場の成長性に注目しているとし、23年後半には米インテル傘下で自動運転技術開発を手掛けるイスラエル・モービルアイが設計に関わり、運転支援システムを搭載する自動車を欧州で発売する計画だと述べた。【翻訳編集】Xinhua News/AFPBB News|使用条件