米メタ社のロゴ(2023年1月12日撮影、資料写真)。(c)Lionel BONAVENTURE / AFP
【AFP=時事】フェイスブック(Facebook)などを運営する米メタ(Meta)は19日、フェイスブックとインスタグラム(Instagram)のサブスクリプション(継続課金)型サービス「メタ・ベリファイド(Meta Verified)」を開始すると発表した。広告収益を中心としたビジネスモデルが低迷する中、オーストラリアとニュージーランドで今週、試験導入される。
認証バッジを取得できるメタ・ベリファイドの月額料金は11.99ドル(約1610円)。企業向けではなく、主な対象はコンテンツクリエーターになるとされ、フェイスブックとインスタグラムの既存認証アカウントへの変更予定はない。サービスを利用できるのは18歳以上のユーザーのみ。
メタのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)は、「新たなサービスはわれわれのサービス全体の信頼性とセキュリティーを向上させるものだ」と述べた。
サブスクリプションの利用者は、政府発行の身分証明書を使ってアカウント認証を行い、認証バッジを取得できる。なりすまし対策の強化や可視性の向上なども含まれるという。
米ツイッター(Twitter)も有料サービスを導入しており、それに続く形となった。【翻訳編集】 AFPBB News