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日本でのオープンイノベーション参加 韓国スタートアップにも呼びかけ

クルーコリアのチェ・ギュシク代表(c)MONEYTODA

クルーコリアのチェ・ギュシク代表(c)MONEYTODA

【KOREA WAVE】「内需市場だけで1000兆円。日本がデジタルトランスフォーメーション(DX)に死活をかけています。DX経験の豊富な韓国のスタートアップが活躍できる機会が無限にあります」

 ソウル市中区東大門(トンデムン)デザインプラザで開かれた「トライ・エブリシング(Try Everything)2023」で、トータルサポート企業クルーコリアのチェ・ギュシク代表が日本進出戦略についてこのように述べた。

 ソウル市が主催するトライ・エブリシングは、国内外の主要ベンチャー投資会社と有望スタートアップが参加する催しだ。今年は220社のベンチャー投資会社と1500社のスタートアップが参加した。

 初日は、スタートアップの海外進出戦略を中心としたプログラムで、最初に「日本進出のためのオープンイノベーション参加戦略」のセッションが進められた。

 クルーコリアのチェ代表と、東京都 渋谷区グローバル拠点都市推進室の瀬野小枝子 係長が講演し、チェ代表は「日本の大企業とオープンイノベーションするためには、忍耐力を持って呼吸を合わせることが何より重要だ」と強調した。

 また、瀬野係長は日本のグローバルスタートアップのための多様なプログラムを紹介したうえ「日本には6カ月間滞在して創業を準備できるスタートアップビザがあるが、米国と欧州の国籍が多く、韓国はまだない。渋谷区はグローバルスタートアップのためのオープンイノベーションと投資家の連結などオーダーメード型支援を進めている」と紹介した。(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News