【新華社上海2月16日】中国上海市の交通委員会、経済情報化委員会、公安局はこのほど、「上海市インテリジェントコネクテッドビークル(ICV)発展報告(2023年度)」を発表した。
同市の自動運転テストエリアの総面積は23年末時点で912平方キロに及び、うち嘉定区と臨港新エリアは全域開放となった。走行テストと実証実験用ナンバープレートを発行した車両は32社の774台に上り、企業の参入の度合い、利用シーンの豊富さ、テストの活発度は全国トップクラスとなっている。
車両のテスト走行距離は前年比25・0%増の963万3千キロ、うち自動運転テスト(機能テスト)は43・0%増の743万7千キロ。テスト走行時間は2・9倍の115万時間、うち自動運転テスト(機能テスト)は3倍の65万時間だった。
実証実験としての営業許可証を発行した車両は企業連合体8社の160台で、移動サービスを利用したのは年間15万4千人、貨物輸送量は年間6万6千TEU(20フィートコンテナ換算)となった。ドライバーのいない完全無人の自動運転用ナンバープレートを発行した車両は7社の30台で、テスト走行距離は累計で9万4700キロに上った。【翻訳編集】Xinhua News/AFPBB News|使用条件