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日本の「H3」ロケット打ち上げ成功 

打ち上げ直後のH3 2号機

打ち上げ直後のH3 2号機

日本の新型ロケットH3の2号機は、17日午前9時22分55秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。JAXAによると、搭載された2機の小型副衛星の分離も順調に行われ、計画通り飛行は完了した。

小型副衛星とペイロードの搭載イメージ(©JAXA)

約1年前の2023年3月7日に打ち上げた初号機では失敗に終わった第2段エンジンの燃焼も今回は成功。午前9時40分ごろには、予定通り第2段エンジンの第1回目の燃焼が停止し、機体は目標の軌道に到達した。

初号機には地球観測用の先進光学衛星「だいち3号(ALOS-3)」が搭載されていたが、今回の打ち上げでは後継機は搭載されていない。かわりにALOS-3と同等の質量特性をもつロケット性能確認用ペイロード(VEP-4=Vehicle Evaluation Payload-4)と小型副衛星2機が(「CE-SAT-IE」と「TIRSAT」)が搭載されており、今回はその分離にも成功をした。

目標軌道に到達し喜ぶエンジニア(JAXAライブより)
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