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世界最大の通信見本市「MWC」 今年はAI搭載製品に注目

通信機器大手モトローラが開発した装着型ディスプレーのプロトタイプ。スペイン・バルセロナで開催されている世界最大の通信業界の国際見本市「モバイルワールドコングレス」にて(2024年2月27日撮影)。(c)PAU BARRENA / AFP

通信機器大手モトローラが開発した装着型ディスプレーのプロトタイプ。スペイン・バルセロナで開催されている世界最大の通信業界の国際見本市「モバイルワールドコングレス」にて(2024年2月27日撮影)。(c)PAU BARRENA / AFP

【AFP=時事】スペイン・バルセロナで、世界最大のモバイル機器見本市「モバイルワールドコングレス(MWC)」が26日から開催されている。

 世界から2400のブランドや企業が出展するMWCは、29日までの開催。期間中、9万5000人の来場者が見込まれている。

 2023年の世界のスマートフォン出荷台数は、前年比3.2%減の11億7000万台だった。市場調査会社IDCによると2年連続の減少で、革新的技術進歩の欠如に加え、高止まりとなったインフレ、経済の不確実性などにより消費者がデバイスの買い替えを控えたことがその背景にある。

 そうした中での開催となった今年のMWCでは、AI(人工知能)を取り入れた製品の出展が目立ち、多くの企業がこの最新技術で業績の回復を目指しているのが分かる。

 MWCは2006年からバルセロナで開催されている。当初は携帯端末がメインだったが、現在はドローンやロボットなど、通信技術を使った製品を幅広く見ることができる。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件

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