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米下院、TikTok禁止法案可決 1年以内に売却を

米カリフォルニア州カルバーシティーのオフィスに掲げられた、動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」のロゴ(2023年3月16日撮影、資料写真)。(c)Patrick T. Fallon : AFP

米カリフォルニア州カルバーシティーのオフィスに掲げられた、動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」のロゴ(2023年3月16日撮影、資料写真)。(c)Patrick T. Fallon : AFP

【AFP=時事】米下院は20日、動画投稿アプリ「ティックトック(TikTok)」をめぐり、中国の親会社バイトダンス(ByteDance)が米国事業を1年以内に売却しなければ、全米で利用を禁止することをうたった法案を賛成多数で可決した。

 下院は先月、ティックトックを取り締まる同様の法案を承認している。

 西側諸国の当局は、ティックトックは中国政府とつながっており、プロパガンダを広める道具になっているとして、若者を中心に人気が根強いことを警戒している。米国での利用者数は約1億7000万人。

 ティックトックの広報担当者は法案について、「米国人1億7000万人の言論の自由を踏みにじり、企業700万社に壊滅的な打撃を与え、米経済に年間240億ドル(約3兆7000億円)の貢献をしているプラットフォームを閉鎖することになる」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件